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「宙の下」展示風景

2021年よりコロナ禍をきっかけに書道アーティストとして活動を始める。

現在は絶対的な存在である宇宙とそのつながりになる文字の繋がりに

フォーカスを当てて作品を制作している。

宇宙は、圧倒的な美しさと言葉では説明できない超越性を持った存在。

宙に広がるかたちや色彩に触れるとき、

私はただ「在る」という感覚に引き込まれる。

そこには意味も説明もない、ただ感じるだけの世界がある。

宇宙の圧倒的な無限に人間の感性は手が届かない。

だからこそ、私は文字という身近な存在を通してあの無限に橋をかけたい。

文字が線や動きとして宇宙に浮かぶとき、

そこに理解でも読解でもない、

ただ「感じる」だけの領域が立ち上がる。

普段は交わらない宇宙と文字が対話する空間にただ自分がある。

Statement

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